yocchan_no_blog3さんのサイトより
https://yocchan-no-blog3.blog.jp/archives/12655065.html
<転載開始>

中東には数多くの米軍基地が存在する。その現状を検索してみたら、下記のような情報が集まった:

米国は中東において、恒久的および一時的な施設を含めて、重要な軍事拠点を維持している。2025年から2026年の時点で、少なくとも19か所の施設があり、そのうち8か所はバーレーン、エジプト、イラク、ヨルダン、クウェート、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦に位置する恒久的な基地だ。これらの基地は航空および海軍の作戦、情報収集、物流、地域における戦力展開の拠点として機能し、米国の戦略的利益と同盟国の作戦を支援する。これらの基地全体で、米国は中東に4万から5万人の兵士を展開しており、陸上および海軍艦船に配置されている人員を含む。最大の集中地点はクウェート、カタール、バーレーンにあり、イラク、ヨルダン、サウジアラビア、UAEにはより小規模な部隊が配置されている。これらの部隊は、戦闘態勢の維持、訓練、戦略的抑止任務、等に関わっている。

つまり、中東の米軍はペルシャ湾岸諸国へ集中的に配置されていることが分かる。この現実をもっとも端的に説明すると、ペトロダラーの役割に辿り着く。世界は1970年代に二回のオイルショックを経験した。トイレットペーパーの買い占めなどの混乱と激動の経験から、誰もが高騰する原油になんとか対応しなければならず、原油の安定供給の重要さに気づかされた。1970年代に生まれたペトロダラーの新体制は石油の取引が行われれば行われるほど米ドルが使用されるという仕組みである。国際的に米ドルの需要が急上昇し、米国による金融支配の構造を維持しやすくしたのである。米ドルは国際決済通貨としての地位を謳歌した。

米国の覇権体制として、米国はペルシャ湾岸の産油国を防護し、自国ならびに同盟国の安全保障を最大化することが最重要であり、その体制が今まで維持されてきた。

しかしながら、大イスラエル構想の実現を狙うイスラエルにとってアラブ産油国が豊になり、強力になることは歓迎できない。たとえば、イラク戦争がどうして起こったのかの要因のひとつとしてイスラエルの思惑があった。イスラエルはイラク国内の分断を望み、大量破壊兵器を排除するとして米国が軍事介入し、サダム・フセイン政権の転覆をもたらしたとも言われている。そして、近年、パレスチナ国家の樹立を真っ向から否定するイスラエルの政治的目標がガザ地区での大量虐殺として国際社会の目の前で展開された。それに加えて、1か月前からは、イラン戦争である。

最近、トランプ米大統領はイランによって閉鎖されたホルムズ海峡を開放すると宣言した。日本も含めて、多くの国々は備蓄されている原油の使用に踏み切っている。フィリピンは深刻な状況に直面し、緊急事態を宣言した。60日間は乗り切れるらしいが、予測が困難な不確定性が支配するペルシャ湾の現状においてリスクは決して低くはないとされる。

ホルムズ海峡の再開が12か月後にでも実現するならば、世界は大歓迎することであろう。

ここに「5万人の米兵が中東に駐屯している ― 何故か?」と題された記事がある(注1)。

本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。

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中東には5万人の米軍が駐屯していると報じられている。何故か?イランは米軍の到着に備えていると言い、米軍が一人でも傷を負うことがないよう願っていると言った!では、何故だろうか?トランプは地獄を解き放つと言ったとイランは述べている

「かかってこい!」またもや、何故だ?これははったりだろうか?イラクでの惨事の後、なぜだろうか?なぜ交渉による合意を得て勝利を宣言しないのであろうか?イランの能力を低下させたのだったら、部隊を帰還させろ。何故だ?

人命を危険に曝す・・・? 

われわれはそんなことは二度と見たくはない! イラクやアフガニスタンでいやと言うほど経験してきた! ベトナムでのあの苦い経験でさえもまだ克服してはいないのに。

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米国民は世論調査ごとに「ノー」と言っている。米国民はこのイランとの戦争を望んではいない。それでも、トランプ大統領は世論調査を真剣に受け止めず、FOXニュースの調査結果を攻撃している・・・。

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実際のところ、イランは米国にとって差し迫った脅威ではなかった。理論上は脅威であったかも知れないが、われわれはそれに対処するための道具を多く持っていた。そうであったならば、何故か?制裁の発動などのことだ。では、このためにいったいどの議員が、どの上院議員が自分の息子や娘の血を流すというのであろうか?孫たちのためであろうか?なぜ米国人はこのために血を流さなければならないのか?彼らの子供たちはこの部隊の中にいるのだろうか?ナンシー・メイスはこのような部隊を承認するには議会で投票しなければならないと言ったが、政府と議会は彼女を無視している・・・。何故か?

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政府が閉鎖され、TSA (Transportation Security Administration:アメリカ合衆国運輸保安庁では給料が支払われていない。一般市民が危険に曝されている中、リンゼー・グラム上院議員はディズニーワールドに向かっている。彼は全く気にしていない。われわれの部隊が中東に派遣され、血を流す一方で、彼は自分も家族も血を流すわけではないので、コーヒーを飲んで幸せそうにしている。米国人は誰も危害を受けないと保証できるのだろうか?保証なんてできない。しかし、彼は気にしてはいない。彼らは誰も気にはしていない。その危険に直面しているのは彼ら自身ではないのだ。

われわれはそのような悲惨な状況を見たくはないし、トランプ大統領には出口戦略を取り、緊張を緩和し、軍隊を帰還させるようもう一度懇願したい。われわれはこれをリスクに曝すことができない。このためにではない。強大な米軍は多くの被害を与えてきた。われわれが実行する必要があるのは、秘密裏の作戦を通じて濃縮ウランを確保することだけだ。それを今終わらせなければならない。彼らを帰国させて欲しい。われわれは中東にこれからの何世紀にもわたる敵を作ろうとしている。この人々にとっての「時間」とは何年の退位でも何十年の単位でもなく、千年の単位である。憎しみは代々引き継がれ、われわれがその代償を支払うことになる。われわれは本土で危険に曝されている。本土には多くの高リスクの連中がいる。われわれはこのことを知っている。バイデン時代には多くの人々が入ってきた。われわれは突破された。オバマ時代にも多くの人々が入ることを許された。トランプ時代でも、ブッシュ時代でもまったく同様だ。

敵は内部にいる:テロ対策の専門家たちは米国内に過激派が潜伏している可能性を懸念している。安全保障の専門家たちはその影響が中東を超えて広く及ぶ可能性があると警告している!

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これで全文の仮訳が終了した。

トランプ大統領は「ホルムズ海峡を再開させる」と言った。「イランの製油所や海水淡水化プラントを破壊する」と言った。そして、今は「ホルムズ海峡が閉鎖されたままであっても、米軍は撤退する」と言い始めた。

米軍は、今、イランとの継続的な紛争により弾薬不足に直面している。国防長官のピート・ヘグセスや統合参謀本部議長のダン・ケイン将軍のような当局者からの保証にもかかわらず、イランとの紛争が長引けば米国がミサイル不足に直面する可能性があることを示す兆候がある。報告によると、米国はイラン戦争の最初の1か月にイランに対して850発のトマホーク巡航ミサイルを発射した。ペンタゴンは年間にわずか90発しか調達していない。言い換えれば、トランプはイランに対して9年分のミサイル備蓄を発射したことになる。しかしながら、戦略的な成果は何も達成されてはいない。その一方で、イスラエル国内へのイランのミサイル攻撃はアイアンドームを突破し、その迎撃はますます困難になっているようだ。トランプ大統領が何度もイラン戦争の期限を言及したり、それを改訂したりしたのは、想定した戦果が挙がってはいないからではないか。そして、着実に進む弾薬の枯渇が主要な理由なのではないか。

結局のところ、トランプ大統領の決断は流動的で、確固たる方向性はないのかも。

最悪のシナリオとしてホルムズ海峡が1年間閉鎖されたままであったと仮定してみよう。その結果、世界は、そして、日本はどのような影響を受けるのか?その問いにインターネットは下記のような答えを示した:

ホルムズ海峡が1年間閉鎖されると、世界の石油供給に大きな混乱を引き起こし、それは直接的に世界経済に大きな影響を及ぼす。ホルムズ海峡は世界のエネルギーシステムにおける重要な動脈であり、世界の総石油消費量の約20%、およびすべての海上輸送される石油貿易のほぼ27%を占めている。もし海峡が閉鎖されたままでいれば、世界のエネルギー価格は壊滅的な高止まりとなり、インフレや経済の不安定を引き起こす可能性が非常に高い。中国、インド、日本のように石油輸入に大きく依存する国家や地域の経済は特に脆弱となるであろう。米国やその他の主要国も影響を受ける可能性がある。何れの国もエネルギーの安定性と世界的な供給にはこの海峡に依存している。ホルムズ海峡の閉鎖の経済的コストは迅速に現れ、深刻なレベルとなって、世界経済の成長やエネルギー市場に対して甚大な影響を及ぼすであろう。

そして、もうひとつの不気味なシナリオは核兵器の使用だ。イランのミサイルによる物量作戦で圧倒されているイスラエルがイランに対して核兵器の使用を決断したならば、間違いなく報復が行われる。その結果は実に悲惨なものとなりそうだ。領土が小さいイスラエルは地上から抹殺されるてしまうのではないか。核兵器を有するパキスタンがイランに支援の手を延べるのではないかと言われている。そして、イラン自身による核兵器の開発も残るステップは僅かであるという。


参照:

注1:50,000 American military troops reportedly now in Middle East; why? Iran said they are ready for the US troops & we want not one US troop harmed! so why? Trump said he will unleash hell, Iran said: By DR. PAUL ALEXANDER, Mar/30/2026


<転載終了>