yocchan_no_blog3さんのサイトより
https://yocchan-no-blog3.blog.jp/archives/13010425.html
<転載開始>

全世界で1700万人もの命を奪ったと推定されているmRNA新型コロナワクチンによる人災に関しては、いったい誰がその責任を問われるべきなのかが、今、関心を集めている。特に、コロナウィルスに新たな機能、つまり、人への感染能力を強化させるという遺伝子改変の研究に資金を提供した米国の政府機関「国立アレルギー感染病研究所」(NIAIDの長官の座にあったアンソニー・ファウチ博士には必然的に大きな関心が集まっている。

ここで、ファウチ博士に関するウィキペデイアの情報をおさらいしておこう:

新型コロナ感染症のパンデミックの間、ファウチ博士はドナルド・トランプ大統領の下で、「ホワイトハウス新型コロナウィルス対策タスクフォース」の主要メンバーの一人であった。彼の助言はしばしばトランプにより反論され、トランプの支持者たちはファウチ博士がトランプ大統領の再選活動を政治的に妨害しようとしていると主張した。バイデン政権下では、ファウチ博士は「ホワイトハウスCOVID-19対応チーム」の主要メンバーの一人として、また、バイデンの主任医療アドバイザーとして務めた。

ここに「ファウチ博士の電子メールを取り扱っていた人物が電子メールを破棄したとして起訴された」と題された最新の記事がある(注1)。

本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。

 

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副題:管理上の違反を認知犯罪に変える連邦起訴行動の内側

メリーランド州の連邦検察官は、国立衛生研究所でアンソニー・ファウチの元上級科学顧問であったデイビッド・モレンスを新型コロナ感染症の起源に関する記録を公衆から隠匿したとして刑事告発した。今朝(428日)司法省によって公表された起訴状は共謀、連邦記録の破壊、業務妨害、虚偽発言を含むといわれ、いずれもモレンスが公的システムから移動させ、削除したとされる電子メールに関連し、それはFOIA(情報公開法)に基づく情報請求を回避するためであったとされている。

デイビッド・モレンスは、同僚からFOIAが「すぐに飛びかかろうとしている」と言われた後に、メールを削除した。

今朝、司法省が公開した起訴状に埋もれていたこの詳細こそがもっとも重要な点であり、皆が考える理由とは異なるかも知れない。新型コロナウィルスの起源や武漢ウィルス研究所に対するNIHの助成金について何が書かれていたとしても、メール自体はすでに失われてしまった。我々がそれに何が書かれていたかを正確に知ることは、おそらく、永遠にないであろう。われわれが知っているのはその理由である。NIAIDの上級職員が透明性に関する連邦法は脅威であると理解し、それを管理すべきだと判断し、行動したとされる点である。

それは判断の誤りではない。それは科学の統治はどのようにすべきかに関するあからさまな優先である。

私はこのパターンに関する証拠事例を20201月から収集してきた。その時に初めて、研究室発生説を提案した。つまり、選択的な発表、論文には決して載らない仮説の取捨選択、等を明らかにするのではなく、それらを隠すように設計された助成金に関する言葉遣い、等。モレンスに対する起訴が目指すのはこれとは異なる。それはこの出来事のメカニズムを可視化することにある。それは名指しをすることだ。それまで政治的圧力の下で大規模な国家組織によって運営される際に起こる不幸な結末として扱われてきた事柄に法的な決着をもたらすことになる。ここで初めて、彼らの行動には彼らの顔が名指しされ、起訴状がついてまわる。

四つの罪状は順番に重要である。第一に共謀。第二に連邦記録の破壊。第三に連邦捜査の妨害。第四に虚偽の陳述。これらをまとめて読むと、目の前にあるのは単なる一人の悪者のパニックの瞬間を示す場面ではない。われわれが目にしているのは、内部メールで疑念が示され、仮説が却下され、資金決定が正当化され、物語が構築されるという審議記録が決してFOIAの情報請求に曝されないようにする、共謀的で、複数段階に及ぶ努力なのである。

これこそがFOIAが実際に何であるかについて私が繰り返し立ち返る理由なのだ。なぜならば、それはほぼ普遍的に誤解されているからである。それは官僚機構がもたらす迷惑ではない。それはジャーナリストの調査用ツールでもない。それは、通常の科学的責任構造の外で運営される組織に対して事後の査読を行う仕組みなのである。NIAIDの上級職員が外部の研究者と起源に関する質問の枠組みについてメールを交換する場合、それらのメールはデータである。それらは科学的結論がどのように導かれたかの主要な記録である。それらを破棄すれば、残るのは発表された論文  整理され、要約された最終成果  だけであって、もはやそれを導き出した推論の過程を再構築する方法はない。

その時点で、科学とメッセージの区別はつかなくなる。結果は見た目がまったく同じになってしまう。そのプロセスについて監査することはできない。そして、その資金をすべて提供した公衆にとっては、これを明らかにする何らの手段もない。

モレンスの起訴により、彼らはついに力を得た。

私はこのパターンを長い間見てきたので、防御策が現れる前にそれを認識できる。たとえば、最初の防御策はこうだろう:誰もが仕事で個人のメールを使っている。これは事実であり無関係だ - 不正行為を定義するのは意図と文脈であって、普及度ではない。次に出てくるのは:基礎となる科学的結論は影響を受けてはいない。検証は不可能である。記録が改竄されてしまったからだ。破壊された情報は失われ、もはや持ってはいないので、その破壊が何も変えなかったことを証明することはできない。三つ目はこうなるだろう:これは政治的に動機づけられた訴追だ。おそらく、そうだ。しかし、法の執行の政治化は基礎となる行為を変えることはない。改竄された記録は、それが改竄されたことに気づいた人の政治性を指摘して記録自体を守ることはできない。

この訴訟が実際に究明しようとしていることは、多くの人々が明確に言葉にしてはこなかった側面だと思う。それは米国政府が認識論的な腐敗 - 知識生成プロセス自体の操作 – を単なる行政上の不正行為ではなく、訴追可能な公共に対する害として扱う断固たる意思があるかどうかを問うものである。結果の詐欺、データの捏造、結果の操作:これらにはすでに確立された法的枠組みがある。だが、プロセスの詐欺 - 成果の不正をまったく検知できないように証拠記録を操作すること – はグレーゾーンと見なされてきた。この訴追が成立すれば、そのグレーゾーンには明快な境界が生まれることになる。

構造的な修正は簡単である筈だが、何十年も無視されてきた。すべての公式通信の改竄防止ミラーアーカイブと、公式および個人チャンネル間でのFOIAに基づいた自動的な照合。一般的な妨害行為だけではなく、科学記録の改竄を明示的に網羅する刑事責任。将来的な透明性の設計 — 最初から監査可能になるように構築されたシステムであって、召喚状を受け取った後に遡って再構築されるようなものではない。これらはどれを取っても技術的には決して難しいものではない。これまで欠けていた組織としての意志を必要とする点がすべてだ。

以前、私は証拠システムにおけるエントロピーについて書いたことがある。それは科学的プロセスの各段階で記録されてはいないステップが不確実性や不可逆性、追跡可能性ではなく、権威への依存を増加させる状況に関してであった。エントロピーが十分に蓄積されると、組織はもはや知識を保持しない。整合性を維持するだけとなる。モレンスの起訴状が主張するのはそうしたエントロピーの積極的な加速である。つまり、漂流ではなく、意図的なメールの削除である。

起源の問題はこの起訴によっては解決されない。ここで主張されている内容のせいで決して解決されないかも知れない。しかし、この起訴は起源に関する議論自体が決してできなかったことを行う。つまり、科学的記録を作成・保護する責任を負う人々がその一部を抹殺したい理由を持っていたことを示し、当事者を名指しし、具体的な告発を行うことによって法的文書として確立するのである。

これは、整理し、要約された最終成果を内部から見た姿だ。

広範な制度や科学のガバナンスでの失敗を追ってきた読者であれば、ここで記録した少なくとも12の異なる分野にわたって、このパターンを認識するであろう。メカニズムは常に同じだ。インセンティブの構造が正直な不確実性よりも物語の安定性により多くを報いるとき、情報を管理することは合理的な行動となる。モレンスのケースが特異なのは、誰かが責任を問われているという点だけだ。そこに描かれている行動自体はまったく珍しいものではない。

この訴追で次に何が起こるかは注視する価値がある。私はそうする積りだ。

 

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これで全文の仮訳が終了した。

この起訴が果たして成立するかどうか、実に興味深い。この起訴には四つの理由があって、第一には共謀が挙げられるという。共謀とは複数の人物が関与していることを意味する。容疑者のデイビッド・モレンスはファウチ博士のために働いていた。つまり、この起訴によってモレンスの共謀が成立すれば、その共謀者はいったい誰か?

外堀を埋められて、いよいよあの悪名高いファウチ博士にも法の手が及んでくるのかも知れない。今後の展開は如何に・・・

 

参照:

注1:The Man Who Managed Fauci's Emails Has Been Charged With Destroying Them: By James Lyons-Weiler, PhD, Apr/28/2026


<転載終了>