https://yocchan-no-blog3.blog.jp/archives/14422811.html
<転載開始>
7月31日、北アフリカ沿岸に位置するスペイン領の人口が8万4千人のセウタ市に何万人ものモロッコからの若者たちが不法入国した。セウタ市当局にとっては危機的状況となった。
セウタは、長い間、欧州でより良い生活を求める移民たちにとっての玄関口のひとつと見なされてきた。そして、この都市は絶え間のない不法入国に対応して徐々に国境を強化してきた。
それでも、スペイン内務省は金曜日(7月31日)、前日の朝以来約5万人の移民がセウタに押し寄せたと発表。その日の後半に更新された情報では、すでに4万8300人以上の移民がモロッコに戻ったと同省は伝えた。
スペイン駐在のカリマ・ベンヤイシュ・モロッコ大使は、大使館のイベントで、セウタの状況は「モロッコ王国が望むものではない」と述べ、「すべての人たちにとって合法的で、秩序があり、安全な移住の方が望ましい」と付け加えた。
不法移民を武器化する試みはすでによく知られた手法である。シリアの内戦では何百万人もの難民がトルコを経由して欧州へなだれ込んだ出来事(2015年)はまだ記憶に新しい。2015年のシリア難民の欧州への大量侵入は、当初、人口が減少しつつあるドイツの首相によって、若い労働力が得られるとして、ポジティブに受け止められていたが、結局のところ、現在はさまざまな負の側面が、今、ドイツ社会を酷く悩ませている事実が聞こえてくる。また、欧州経済の機関車役であるドイツをノルドストリーム・パイプラインの破壊工作によって追い討ちをかけ、エネルギーコストを急上昇させ、極めてあからさまに、しかも、迅速に脱工業化を進展させた。米国は欧州を沈降させようとし、今や、EU/NATO圏内の強国であるドイツ、フランス、英国の政治、経済は心肺停止の一歩手前にあるかのようにさえ見える。米国の計画はほぼ成功したかのようだ。
今回のセウタでの出来事に関してはさまざまな推測や意見が提出されている。
ここに「もっとも愚劣な心理作戦」と題された記事がある(注1)
本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。
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モロッコからのスペインへの不法侵入は、おそらく史上で最も派手なフェイクニュースかも知れない。公式な話によると、約6万人のほとんどは軍隊適齢の男たちで、7月31日にスペイン領の都市、セウタに押し寄せ、仕事を見つけて「より良い生活を送ろう」としたと言われている。しかしながら、明らかな真実は、この一連の出来事全体は左派のスペイン政府と反シオニズムを公然と掲げるスペイン首相のペドロ・サンチェスへの支持を削ぐために演出されたものであって、下手なドタバタ劇だったという点だ。この安っぽいバラエティ番組の背後に控えている黒幕は、いつもの顔ぶれだ。つまり、ビビ・ネタニヤフと「リトル」マルコ・ルビオ(モロッコの柔軟な指導者たちと手を組んだ)。スペインに「教訓」を与えるために偽物のパニック状態を作り出したのである。ご存知かも知れないが、サンチェス首相はガザで継続されているネタニヤフによる虐殺を厳しく批判しており、トランプがスペインの軍事基地を使ってイスラエルに弾薬や爆撃機を輸送するのを頑固に拒んできた。その対応として、ネタニヤフは、数週間前、今でもX上で見られるように、乱暴な文言を投稿し、サンチェスを公然と脅した。
ということで、ビビとサンチェスの間には愛情などはないことが明白だ。またもうひとつ明らかなのは、X上のネタニヤフの代弁者たちもスペイン首相を同様に嫌っていて、いわゆる「危機」を利用して彼をこき下ろし、スペインが「甘い」移民政策や十分でない国境管理のせいで当然の報いを受けていると主張している点だ。こちらはX上で親イスラエルの人たちが見せる典型的な事例だ:
もしも見下しや皮肉についてアカデミー賞が存在したならば、ジェスは間違いなくその賞を楽々と受賞しただろうということに何の疑いもない。ただ、問題は意地悪で傲慢に見える人物の意見をいったい誰が信頼するかということだ。
ところで、あなたはモロッコ警察の監督の下でトラックに積み込まれた若い男たちが街の郊外に運ばれ、近くの通りに降ろされるのを見たかも知れない。そんなことが政府の明確な知識や協力なしにどうして起こり得るのであろうか?ちょっと見ていただきたい。
そんなことはあり得ないから、これは単なる情報作戦や詐欺行為であって、情報機関の幹部たちがスペイン政府に損害を与えることだけを目的にした茶番劇かも知れないと疑うべきであろう。
こちらはマリオ・ナワファルのXからのもの。もうひとつの役に立ちそうな1分間の纏めだ:
もしも米国やイスラエルがテロリストだという証拠がもっと欲しいならば、これを見ていただきたい・・・。これは北モロッコのスペインの飛び地に、何千、何万ものモロッコ人が不法に侵入している動画だ。で、米国やイスラエルがこれとどう関係あるのかって?いつもの通り、すべてに関係してるんだよ・・・。
スペインは、「米国とイスラエルがパレスチナでジェノサイドを行うのを公に支援はしない」と公に表明した唯一の国である。そのため、過去1年間、イスラエルは公然とスペインを脅迫し、イスラエルを支持しなかったことで報いを受けるであろうと述べている。そして、米国のマルコ・ルビオみたいなクソ野郎たちはここ数ヶ月にわたって、「モロッコはスペインに移民を送り込むべきだ」とか、「モロッコはスペインに侵攻すべきだ」と言い続けている・・・。
ここで、情報通の観察者からのさらなるコメントを遠慮なく紹介しておこう:
「スペインは2024年にパレスチナを承認したことで罰せられ、イスラエルに対して全面的な武器禁輸措置を課し、国連でイスラエルをジェノサイドで非難したことで、さらには、イラン戦争中に領空を制限したことで罰せられている・・・。」
ビビはスペインに「列車事故や突然の大停電」で脅迫している・・・。イスラエルに立ち向かう者は「即座に代償を支払う」ことになると。モロッコは50年前に独立を宣言したが、スペインはこれらの都市を400年間も所有してきた・・・。
なぜわれわれは西岸地区やガザを不法に占拠している70万人のユダヤ人入植者について話をしないのであろうか?(また、著者はこれらの都市がガザでなんとか暮らしている貧しいパレスチナ人のための最終的な目的地として選ばれたのではないかと疑問に思っている。)
奇妙なことではあるが、公式紙であるニューヨーク・タイムズでさえもこの種の衝撃的な話を裏付けているようだ。以下は土曜日の版からの抜粋だ:
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Xに関する質的分析のほとんどは同じ結論に達するのであるが、中にはもっと興味深い地政学的な側面に踏み込んだものもある。この特定の心理作戦はマドリードにいるテルアビブの敵をけなすことだけを目的としているわけではない。これは、また、イスラエルと米国の「外交手段として移民を利用する地域戦略」の一環でもあり、ワシントンの敵を弱めながら同盟国を強化することを狙っている。換言すると、現在北アフリカで展開している出来事にはより深い背景がある。「Ynetニュース」のこの短くてわかりやすい動画をチェックしていただきたい。
米国に自国の軍事基地へのアクセスを認めないスペインの姿勢とペドロ・サンチェス首相がトランプ政権に対して取っている対立的な態度とが相まって、セウタとメリリャに関するスペインの戦略的防御に本当のひびが入っている。そのひびの中に、モロッコの最も重要な新しいパートナーであるイスラエルが独自の立場で介入することができる状況である。
2026年3月、「アメリカ企業研究所」のマイケル・ルービンは、トランプ政権に対して、セウタとメリリャを正式にモロッコ占領地として認めるよう求め、スペインを「ジブラルタル海峡越しに植民地を経営する植民地大国だ」として非難した。数日後、下院国家安全保障小委員会の委員長でマルコ・ルビオの最も信頼する議会仲間の一人であるマリオ・ディアス=バラート議員は、これらの飛び地は「スペインの地理的領土内にはなく」、むしろモロッコの領土に属すると公言し、その運命は「友人や同盟国間で確立され、交渉され、話し合われるべきだ」と述べた。これは極端な意見ではなく、協調された戦略的再配置の構造そのものであったのだ。
「アブラハム合意」はモロッコをイスラエルとの静かな対話相手から正式な軍事パートナーへと変貌させた。2026年1月、テルアビブで開かれた第3回共同軍事委員会の会合で、イスラエルとモロッコは年間の共同軍事作業計画に署名した。IDF(イスラエル国防軍)はこれを「地域の安定にとって重要なパートナーとの協力を深めるものだ」と説明している。この二国間の枠組みにより、イスラエルは北アフリカ政治ではめったに持てなかったもの、つまり、ラバト(モロッコ)地域での成功に直接関わる戦略的利害を持つことができるようになった。
その利害はセウタとメリリャにも明らかに当てはまる。トランプ政権が推すアブラハム連合は、イランへの共通の対抗意識や経済的な共通利益を中心に構築されており、ワシントン、エルサレム、ラバトという三角関係を実質的に作り出した。その三角関係の中でイスラエルの声は異常に大きな影響力を持っている。イスラエルの当局者がパートナーの戦略的利益に沿った姿勢を示すと、そのシグナルはアブラハム合意の拡大を外交政策の中心に据えているホワイトハウスに強く響く。モロッコの飛び地に対する領有権の主張は、単なるスペインとの二国間紛争ではなく、トランプ政権が最も協力的なパートナーを最も頑固なNATO加盟国よりも優遇するのかどうかのリトマス試験紙としてますます重要になっている。
アブラハム合意は、中東および北アフリカの同盟を米国とイスラエルの利益に同時に沿う形で再構築するための枠組みを作った。モロッコがセウタとメリリャを取り戻すのを助けることは、その枠組みに貢献し、同盟が最も重要な時期に協力よりもむしろ妨害を選んできたNATO加盟国に対して罰を与えることになる。「」:Ynetグローバル。
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今、あなたは「大局」をよりよく理解できるようになった。これは単にペドロ・サンチェス首相を悪く見せるための馬鹿げた心理作戦ではない。まったく違う。これは大イスラエル計画の拡張であり、ナイル川からユーフラテス川までの国々だけではなく、中東全体、さらには、その先でイスラエルが支配的地位を確立するためのより広範で包括的な既存秩序の再編さえもが含まれているのである。イランでの戦争はそれらの野望を全く削いではいない。
注意:セウタはスペインや欧州連合、国連、そして世界の大多数の国々によって認められているスペインの主権領土である。これはスペイン国家に完全に統合された自治都市だ。16世紀末〜17世紀以降、継続的にスペインの支配下にある。モロッコが1956年に独立した際、セウタや他の主権の広場(メリリャを含む)はスペインのままであった。
ここには、アラブのイスラム主義者にセウタとメリリャを解放するよう促したあの悪名高いヤイル・ネタニヤフのツイートがある。このツイートは2019年5月に公開されたものであることを忘れないでいただきたいが、われわれは昨日の出来事が完全に自発的であったと信じることが期待されているのである!
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これで全文の仮訳が終了した。
政治家たちは何とまあ狡猾で、悪賢いのであろうか?南北間の経済格差が引き起こす移民の波は激しくなるばかりだ。移民者たちは武器化され、国際政治の道具として使われる。その頂点にあるのは対ロ代理戦争を引き受けさせられたウクライナであろうか。
EU制度の現実は今回の騒動が拡大化することを阻んだようである。「スペイン移民侵略騒動は米イスラエルの欧英潰し策」と題された田中宇の国際ニュース解説無料版の2026年8月2日号は下記のように伝えている:
EUは、一か国に入国したら検問なしに他の加盟国に自由に行ける「シェンゲン協定」の体制下にある。だが、セウタとメリリャはシェンゲン協定の例外地域で、モロッコからセウタやメリリャに違法入国できても、そこからスペイン本土や他のEU諸国に行くには空港や港湾で検問がある。
今回の流入者もセウタやメリリャから出て行けず、スペイン当局に投降して収容所に入るか、モロッコの自宅に戻るしかなかった。半数以上が自主的に帰国したと報じられている。
この記事は国際政治の醜悪さを具体的に伝えてくれた。紛争の現場から何千キロも離れた平和な日本では、この記事が伝えるようなアフリカ大陸の北岸での現実はなかなか感じ取れない。それだけに、もっと大きな国際政治の構図や大局、そして、黒幕の暗躍振りがこの記事によって浮き彫りにされたことは国際理解を深める上で非常に重要である。
連日さまざまな情報が行きかうインターネット空間に生きているわれわれにとっては極めて啓発的であると言えるだろう。
参照:
注1:The Dumbest Psyops of All Time?: By Mike Whitney, THE UNZ REVIEW, Aug/01/2026
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https://www.sotwe.com/search/%E7%A7%BB%E6%B0%91%E3%80%80%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%95%EF%BC%9D%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC
カナダで出稼ぎ中のしがない鉱山師 🏴☠️ @takao47
カレルギー・プラン(Kalergi Plan)とは、オーストリア=日本系の政治思想家、リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギーがヨーロッパ人を移民との混血によって置き換える計画を立てたという説だ。
カレルギー計画
https://ameblo.jp/damedamewanko2/entry-12450105659.html
「世界統一政府」の提唱者は日本人ハーフ! EUの父と呼ばれる青山栄次郎の「カレルギー計画」は人類奴隷化計画の土台だった!
https://tocana.jp/2017/09/post_14461_entry.html
genkimaru1
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