地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/number-of-patients-seeking-medical-care-in-australia-surges-to-an-all-time-high/
<転載開始>


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過去最多の受診者数

南半球のオーストラリアは、今日 9月1日から季節的に春ということになりますが、そのオーストラリアでは、「何らかの感染症」による病院の受診者の数が過去にないほど増加しているそうです。

どんな感染症が特に流行しているのかは、報道は詳しく伝えていませんが、インフルエンザ「的」な症状の事例が多いようです。

8月3日には、シドニーの病院には 1万人弱の患者が訪れ、

「史上最多の冬の日の患者数」

となったと、 9月1日のデイリーメール紙は報じています。

南半球といえば、ニュージーランドでも、この冬(北半球の夏の時期)、インフルエンザの流行が爆発的だったことを以前取り上げたことがありました。

ニュージーランドでインフルエンザの入院数が爆発的に増加中。過去10年では最大規模の流行
2026年8月23日

その後、この流行が収まったのかについては、まだデータが出ていないのでわからないですが、8月中旬までの入院率は過去にないような流行でした。

ニュージーランドの2020年から2026年までの週ごとの入院率の比較

PHF Science

オーストラリアもこんな感じになっているのかどうかは不明ですけれど、南半球の冬でこれだけ感染症が流行しているということは、北半球も今年の冬はどうなるのか気になりますね。

日本も、8月28日には「インフルエンザの流行入り」が全国で始まったことが発表されています。「インフルエンザが全国で流行入り、昨シーズンより約1カ月早まる」などの報道にあります。

ご紹介するデイリーメール紙の記事には、「ワクチン接種率が低くなったことが流行が拡大した理由だ」という医療従事者の言葉を挙げていましたけれど、その正否はともかくとして、

「全体的に感染症に弱い社会になっている」

ということは言える気がします。

なぜ、感染症に弱い社会になったのかということについて、ある程度の推測はできますが、2021年から続く単なる個人的な推測ですので、ここではふれません。

なお、今回の話とは関係ないですが、オーストラリアとニュージーランドは、「世界で最もガンの罹患率が高い国」でもあります。

人口10万人あたりのガン罹患率の上位5カ国

nofia.net

こちらの記事に全体の表がありますが、日本は人口 10万人中 267人で、オーストラリアよりかなり低いです。オーストラリアとニュージーランドでガン罹患率がこれほど多い理由は不明です。

オーストラリアの状況についてのデイリーメール紙の記事です。

デイリーメール紙の記事です。

 


オーストラリアでは病院の受診者数が急増し、まるで誰もが病気になっているように感じる理由

Why it feels like everyone in Australia is getting sick as hospital visits soar
dailymail.com 2026/09/01

オーストラリア国民は、冬が終わったにもかかわらず病気になることへの不満を募らせており、ニューサウスウェールズ州で病院を訪れる病人の増加は、ワクチン接種へのためらいが原因だとされている。

体調不良の住民たちが大勢名乗り出て、寝たきりになるほどの様々な症状を訴えている。

「シドニーでは今どん​​なウイルスが流行っているのですか?」とある人が聞いた。

彼らは、脇腹と背中の痛み、腹部のけいれん、吐き気、重度の呼吸器症状を経験したと述べた。

「私も感染しているし、職場の同僚(看護師)もみんな感染しています。医療関係の仕事に就いていない友人や家族も感染していいます」と彼らは言った。

他のオーストラリア人も、同じような経験をしていると語った。

「気分は最悪です。もう 7日間も経つし、家族全員が感染しています」とある人は言った。

「どうやら私だけじゃないみたいです。今年の風邪の季節は、たくさんの人がかなり具合が悪かったみたい」と、別の人が付け加えた。

「私は今年ワクチン接種を全く受けていないし、ビタミンDのレベルが極めて低いのですが、多くの人がかなり体調を崩しています」


オーストラリア国民は、冬の終わりを迎えたにもかかわらず、病気にかかる人が増えていることに不満を募らせている。

これらの苦情は、8月初旬にニューサウスウェールズ州の医療システムが記録的な数の救急外来受診者であふれかえった後に寄せられたものだ。

8月3日、シドニーの病院には 1万人弱の患者が訪れ、「史上最多の冬の日の患者数」となった。

ニューサウスウェールズ州保健省の最新の監視報告書によると、救急外来の受診者数は 8月を通して増加し、特に月末にかけて急増した。

この急激な増加は、公式には 9月1日に始まった春が近づいているにもかかわらず発生した。

「インフルエンザ様疾患による救急外来受診および入院が増加した」と、ニューサウスウェールズ州保健省の監視報告書は述べている。

10歳未満のすべての子供において、インフルエンザ様疾患の症状を示す症例が増加した。

「5歳未満の小児における細気管支炎の救急外来受診および入院が増加した」

ニューサウスウェールズ州保健大臣のライアン・パーク氏は、記録的な感染者数の原因はワクチン接種への躊躇にあると述べた。

「COVID の影響でワクチン接種へのためらいが生じており、これは我が国だけでなく世界中の医療システムが直面している問題です」と彼は述べた。

「私たちはそれを変える必要があります」

パク氏は、ワクチンは手頃な価格であるにもかかわらず、住民に接種を促すのは困難だったと述べた。

インフルエンザワクチンは、住民であれば 15ドル程度で接種できるが、5歳未満の場合は無料だ。 64歳以上の人もワクチンを無料で接種できる。


<転載終了>