火山・噴火
https://nofia.net/?p=23667
<転載開始>
火山の噴火も多くなってきました。
シヴェルチ火山がカムチャッカ半島のロシアの冬のワンダーランドを灰色に変える/
pravda.ru 2024/11/08
Shiveluch volcano turns Russian winter wonderland grey in Kamchatka
カムチャッカ半島のシヴェルチ火山の噴火が激化している。
ウスチ・カムチャツク村では幼稚園や学校が閉鎖され、スポーツや音楽の授業も中止となった。
ウスチ・カムチャツク地区のオレグ・ボンダレンコ地区長によると、11月8日の夜に村に降った火山灰の量は、灰雲のほとんどが海に向かって移動しているため、わずかだという。
しかし、幼稚園 2校と学校 3校の業務を停止することが決定された。村内の交通サービスは通常通り運行している。
「気象予報士によると、今後数日中に降雨が予想されており、風による火山灰の拡散を食い止めるのに役立つはずだ。現時点ではパニックになる必要はない」と当局者は述べた。
過去 24時間で、火山は数回にわたって灰の雲を噴出している。
ロシア科学アカデミー極東支部火山地震学研究所によると、最も強力な噴出は海抜 8.5キロの高さに達し、噴煙は火山の東 120キロまで広がった。さらに、高温のガス、スラグ、灰からなる 11キロの火砕流が火山に降り注いだ。
続きを読むhttps://nofia.net/?p=23564
<転載開始>
噴火のあったフローレス島は、コモドオオトカゲの生息地でもあります。
インドネシアのレウォトビ・ラキラキ山が噴火、少なくとも10人が死亡
express.co.uk 2024/11/05
Indonesia’s Mount Lewotobi Laki Laki volcano erupts leaving 10 dead
インドネシアの国立防災庁は、インドネシアの離島フローレス島で起きた一連の火山噴火により、少なくとも 10人が死亡したと発表した。
レウォトビ・ラキラキ山監視所の職員、フィルマン・ヨセフ氏によると、真夜中ごろのレウォトビ・ラキラキ山の噴火では、濃い茶色の灰が高さ 2,000メートルまで上空に噴き上がり、熱い灰がいくつかの村を襲い、カトリックの修道女の修道院を含む家屋が全焼したという。
同氏は、火山物質が火口から最大 6キロまで噴き出し、近くの村や町が何トンもの火山灰で覆われ、住民が避難を余儀なくされたと述べた。
国家災害管理庁の広報官アブドゥル・ムハリ氏は、救助隊は倒壊した家屋の下に埋もれた遺体の捜索を続けていると述べた。ムハリ氏によると、子供 1人を含む遺体はすべて、火口から半径 4キロ以内で発見されたという。
同氏は、ウランギタン地区の 6つの村とイル・ブラ地区の 4つの村で少なくとも 1万人が噴火の影響を受けたと述べた。地元政府が学校を仮設避難所として準備する中、親戚の家へ避難した人もいる。
同国の火山監視機関は、噴火が頻発していることから、11月6日深夜以降、火山の警戒レベルを最高レベルに引き上げ、立ち入り禁止区域をこれまでの 2倍以上の半径 7キロに拡大した。
カトリック教徒が多数を占めるこの島の修道院を管理する聖ガブリエル財団の代表アグスタ・パルマ氏は、ホーケン村の修道女1人が死亡し、もう1人が行方不明になったと述べた。
パルマ氏は「私たちの修道女たちは暗闇の中、火山灰の雨にパニックになって逃げ出した」と語った。
<転載終了>
https://earthreview.net/campi-flegrei-strongest-earthquake-in-40-years/
<転載開始>
国立地球物理火山研究所が作成したカンピ・フレグレイの噴火シミュレーションより
open.online
群発地震の中で過去40年で最大の地震が発生
世界には、噴火すると非常に危険だとされているスーパーボルケーノ(超巨大火山)が多くありますが、その中でも特に危険だとされている超火山があり、それは、おおむね以下のようになっています。
世界で最も危険な火山 10
1位:硫黄島(東京都)
2位:アポヤケ山(ニカラグア)
3位:カンピ・フレグレイ(イタリア)
4位:阿蘇山(熊本県)
5位:トランスメキシコ火山帯(メキシコ)
6位:アグン山(インドネシア)
7位:カメルーン山(カメルーン)
8位:タール山(フィリピン)
9位:マヨン山(フィリピン)
10位:ケルート山(インドネシア)
カンピ・フレグレイは、イタリアの以下の位置にあります。周囲には、エトナ火山やストロンボリなど、わりと頻繁に噴火を繰り返している火山があります。
続きを読むhttps://earthreview.net/new-volcanic-fissure-in-iceland/
<転載開始>
グリンダヴィークの町に迫る溶岩流
The Informant
人口3800人の町が破壊の危機に
アイスランド南西部で激しい群発地震により非常事態宣言が発令されたのは、昨年 11月でした。
(記事)アイスランドで激しい群発地震発生に対して非常事態宣言が発令。地震回数は過去2週間で2万4000回を超え、火山の大噴火の可能性が高まる
地球の記録 2023年11月11日
その後、12月18日に噴火が始まりましたが、当初予想されていたような大噴火ではありませんでした。噴火場所に近いグリンダヴィークの町の住民約 3800人には、噴火以前から避難命令が出されていたのですが、その後、12月26日には帰宅が許可されていました。
続きを読むhttps://nofia.net/?p=15604
<転載開始>
噴火が想定されている地域の住民は、すでに、避難命令が発令され、強制避難となっています。
(記事)アイスランドで激しい群発地震発生に対して非常事態宣言が発令。地震回数は過去2週間で2万4000回を超え、火山の大噴火の可能性が高まる
地球の記録 2023年11月11日
以下は、最新のアイスランド気象局の最新の発表です。
今後数日間に火山噴火が起こる可能性がかなり高い
アイスランド気象局(IMO) 2023/11/11
Significant likelihood of a volcanic eruption in the coming days
11月11日6時30分更新
本日11月11日18:00 (※ 現地時間)、アイスランド気象局、アイスランド大学、国民保護緊急事態管理局の科学者間の現状会議が終了した。
会議の目的は、最新の地球物理モデルと危険性評価を検討することに加えて、グリンダヴィーク地域における地震活動と地盤変形の最新の測定結果について話し合うことだった。
衛星レーダー画像、地上の GPS測定、地震活動を組み合わせた評価から、現在進行中の岩脈の貫入は深刻な火山災害を表していると結論づけられた。
岩脈貫入の地球物理学的モデルから、貫入はゆっくりと上向きに伝播しており、マグマは地表下 800 m にあると考えられていると推定されている。
噴火の可能性がある場所の正確な位置は不明だが、15km の岩脈の長さと方向は、噴火源の考えられ得る範囲を示している。
現状会議の全体的な評価は、火山噴火の可能性が高く、数日以内に噴火が発生する可能性があるというものだった。
岩脈の範囲に基づいて、マグマはその南の、グリンダヴィークのすぐ外側から出現する可能性がある。このため、海底噴火の可能性も高まっており、爆発的活動の可能性に備える必要がある。
<転載終了>
https://earthreview.net/campi-flegrei-is-currently-active/
<転載開始>
カンピ・フレグレイの危険地域の地図。 agi.it
群発地震が収まらないカンピ・フレグレイ
イタリアに「カンピ・フグレイ」という超火山(スーパーボルケーノ)があり、これは、「世界で最も危険な火山」で第3位にランキングされたことのある火山です。
2015年版 世界で最も危険な火山 10
1位:硫黄島(東京都)
2位:アポヤケ山(ニカラグア)
3位:カンピ・フレグレイ(イタリア)
4位:阿蘇山(熊本県)
5位:トランスメキシコ火山帯(メキシコ)
6位:アグン山(インドネシア)
7位:カメルーン山(カメルーン)
8位:タール山(フィリピン)
9位:マヨン山(フィリピン)
10位:ケルート山(インドネシア)
このカンピ・フレグレイが、仮に大噴火を起こした場合、どれだけの被害規模になる可能性があるのか等については以下の記事にあります。
続きを読むhttps://earthreview.net/weird-rings-of-volcano-etna/
<転載開始>
livescience.com
ほぼエトナ山だけに出現する奇妙な煙のリング
イタリアのエトナ山で、最近、
「毎日、多数のリング状の噴煙が噴出されている」
ことをライブサイエンスが伝えています。
冒頭の写真もそうですが、以下のようなものです。
思い出しましたのは、7年くらい前にも、エトナ山で、同じような「煙のリング」が多数噴出していることが報じられていたことでした。
(記事) 空気砲と化した火山 : イタリア・エトナ山の噴煙が「リング」に変わった瞬間
地球の記録 2016年12月24日
その際のリングの動きとしては、以下のような感じです。
続きを読むhttps://earthreview.net/iceland-volcano-erupts-0710-2023/
<転載開始>
Benjamin Hennig
数日前に、アイスランドの首都レイキャビク近くで群発地震が発生していることをご紹介しました。
・アイスランドで数日で5000回の火山性地震が発生。当局は「数日中に噴火が発生する可能性がある」と発表
投稿日:2023年7月7日
アイスランド気象庁は、数日内に噴火する可能性があると発表していましたが、7月10日にその予測通りに噴火が始まりました。噴火の場所は、ファグラダルスフィヤル山とケイリル山という山脈の間に位置するあたりで、以下の予測されていた場所です。
続きを読む- 今日:
- 昨日:
- 累計: