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福一の損害賠償やらの支払いを税金からという流れが出来たわけですね。
<転載開始>
福島汚染水タンクの300トン漏れ事故は「東電の大勝利」である。
植草一秀氏
事業者である東電は、法的整理する以外に道はない。
法的整理することによって、東電関係の責任がまず法に則って処理されることになる。
この処理があって、初めて国費=血税投入が正当化されることになる。
何が問題であるかと言うと、東電の経営者責任、株主責任、債権者責任が問われていないことなのだ。
この責任処理をせずに、巨大な国費=血税を投入することは許されない。
ところが、今回の事故の結果
東電の破綻処理をしないで、破綻処理の議論も無しに
国費=税金の投入が、一方的に決定された。
この「東電の大勝利」をもたらした汚染水漏れ事故は偶然起こったのだろうか?
有り得ない事故の状況。多くの謎が残されたままの事故。
300トンの汚染水が一夜にして漏洩することは有り得ない。
300トンが少しづつ漏れていたなら、数ヶ月以上もれていたことになる。
数ヶ月間、巡視員は漏れに気がつかないなど有り得ない。
例えば、一日1リットルの微量のもれがあったとする、
巡視員はすぐに漏れを見つけられないとしても、何日か後には必ず見つける。漏れた汚染水は、炎天下で蒸発したとしても、蒸発せずに残った汚染水が蓄積して、やがて大きな水たまりとなり、巡視員は見逃さずに発見するはずである。
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