http://blogos.com/article/161072/
<転載開始>
海外在住者の日本の金融システムからの締め出しが始まった
発端は、銀行が、海外からの送金の受け取りをマイナンバーなしでは拒否するようになったとのことから始まる。
現在銀行によって対応はバラバラのようだが、マイナンバーなしの口座に海外から送金すると、銀行側で受け取りを拒否するらしい。本人名義の口座間であってもだ。
つまり、海外に住むひとが、日本に送金しようと思ってもNGを食らう。日本の家族や関係者の仕送りがストップされるという状況だ。
じゃあ、マイナンバーを取得すればいいじゃないか?
といわれるのだが、
「海外在住者にはマイナンバーは発行されない。発行してくれと懇願しても、発行してくれないのだ。」
なぜなら、これは日本に住民登録があるひとだけむけの仕組みだからである。海外に住所があると、マイナンバーをそもそも発行できない。
なお、海外への送金もできないらしい。日本の会社と取引して、代金を日本円にて、日本の銀行口座で、うけとったはいいが、マイナンバーがなければ、これを海外に送ることができなくなる。
中国どころではない、とんでもない金融鎖国が始まった。
海外在住者は今後日本の金融システムからシャットアウトされることになる。
どうやらこれは法律に書かれていることのようなので、変わることはないだろう。
内国税の適正な課税の確保を図るための国外送金等に係る調書の提出等に関する法律
しかし、海外に住んでいながらも日本とのつながりを持っている人のほうが普通なわけで、そういう事態を想定していないというのは、まったくもって立法の不作為だろう。
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