ライブドアニュースより
https://news.livedoor.com/article/detail/28985120/
<転載開始>

続きを読む
https://news.livedoor.com/article/detail/28985120/
<転載開始>

3000万人「更新ラッシュ」の裏で
「昨年12月ごろから、マイナンバーカードの更新に来る人が多すぎて、手続き窓口は大混雑しています。うちは予約制を取っているものの、土日は3ヵ月先まですでに予約で埋まっていて、我々も頭を抱えているんです」
こう話すのは、都内のある自治体に勤める職員だ。
いま日本中の自治体で、マイナンバーカードの「更新ラッシュ」が始まっている。
カードの持ち主が本人であると証明するため、定期的に役所に足を運んで、内蔵されているICチップの「電子証明書」を更新しなければならない。電子証明書の有効期限は、発行から5回目の誕生日まで。
2020年9月~2021年12月に行われた「マイナポイントキャンペーン第1弾」を機にカードを作った約3000万人は、今年こぞって更新を迎える。そのため、各地の役所は大混乱に陥っているのだ。
しかしその裏側で、もう一つの「更新」が密かに始まっているのをご存じだろうか。実はマイナンバーカード本体にも有効期限があり、カード発行から10回目の誕生日までに更新しなければならない。つまり制度が始まった2016年にカードを作った約1000万人が、初めての更新を迎えているわけだ。
カード本体の有効期限が近い人は、自宅に「有効期限通知書」が届いているので、それに従って手続きを進めればいい。しかし役所に言われたことを真面目に受け取って、急いでカード本体を更新してしまうと、とんでもないバカを見る。
実は'26年を目途に、パワーアップした「次期マイナンバーカード」への切り替えが始まり、格段に安全かつ便利になるからだ。