大摩邇(おおまに)

日常の気になる内容を転載させていただきます。 ひふみ、よいむなや、こともちろらね、しきる、ゆゐつわぬ、そをたはくめか、うおえ、にさりへて、のますあせゑほれけ。一二三祝詞(ひふみのりと) カタカムナウタヒ 第5首 ヒフミヨイ マワリテメクル ムナヤコト アウノスヘシレ カタチサキ 第6首 ソラニモロケセ ユエヌオヲ ハエツヰネホン カタカムナ (3回) 第7首 マカタマノ アマノミナカヌシ タカミムスヒ カムミムスヒ ミスマルノタマ (3回)

セス・ネットワーク・ジャパン

物質と多重宇宙

セス・ネットワーク・ジャパンさんのサイトより
http://www.sethnetworkjapan.org/seth-guide/5-2
<転載開始>

物質と多重宇宙

 すでに話したように、物質は絶えず創造されている。次の日になっても全く同じ物質からできている物体というものはない。物質はエネルギーの振動によって生じ、その形は、エネルギー自体が本来備えている意識によってあらかじめ作られているパターンに従う。

 私は創造が絶え間なく行われていると言ったが、物体は堅固に見える。物体には永続性があるように見えるが、実際はそうではない。これはフィリップ(セッションに同席したジョン・ブラッドリーの自己本体(エンティティー)の名前)のために簡単な復習として話していることだ。

 ここには、物理的な場への各エネルギー振動の発生と、それが他のものによって置き換えられるまでの間に空いている間隔とでも呼べるものがある。再び、言い方を換えるなら、君達流のこじつけられた時間の図式に従ってさえも、物理的な存在の間隔一つ一つに対して物理的な非存在の間隔が一つずつある。

 (ここでジェーンは強調するため、僕が書き物机として使っているテーブルを軽く叩いた)

 物理的には、君達は実際に存在するほど長くは存在しない。あるいは、君達の時間で君達が存在する長さと同じ分だけ、君達は肉体を持って存在するわけではない。我々は物理的な非存在の間隔を「反物質」または「負の(ネガティブな)物質」と呼んだ。これはもちろん、君達の視点から見た呼び方だ。

 ここで「ポジティブな休憩」を取ることを勧める。
 (9 時 27 分に休憩。... 中略 ...

 9 時 36 分(原著では 10 時 36 分となっているが明らかに誤り)、ジェーンは前と同様に強く、幾分、太くて低い声で口述を再開した)

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時間と蓋然性

 セス・ネットワーク・ジャパンさんのサイトより
http://www.sethnetworkjapan.org/q-albums/time-and-probabilities1
<転載開始>

時間と蓋然性

初期セッション集 第5巻
セッション 226

マサ 訳

 先日の話に出た「反転した時間の体系」について、今夜はもう少し話したいと思う。その体系がどう機能しているか理解すれば、それをもっと進んで利用できるようになるからだ。

 ジョーゼフ、もし私が速すぎる場合は遮(さえぎ)って構わないから、そう言ってくれ。

 反転した時間の体系をそのまま(歪めることなしに)理解できれば、いわゆる過去に得た経験にも同時に接することができるし、まだ君達の現在に生じるまでには至っていない出来事を利用することもできる。もっとも、これは未来の出来事を意識的に知るようになることを意味しているわけではない。思い出してみれば、そうした出来事はいつでも変えてしまうことができるからだ。人は常に自分自身の体験を作っている。現在や未来の出来事と同様、人は過去の出来事をも常に形作っているのだ。

 多くの意味で、人は過去に起きた出来事の為(な)すがままになっている(過去によってすべてが決まり、それに対して何もできない)わけではない。それは、自分がその出来事(自体)を常に変化させているからだ。それ故、人は未来に起きる出来事の為すがままになっているわけでもない。それは、そうした出来事が起きる前だけでなく、起きた後でも、自分がそれを変えているからだ。私達の友、フィリップ(セッションに同席したジョン・ブラッドリーの自己本体、エンティティーの名前)には、この論議にきちんとついてくるだけの予備知識がないのが残念だ。

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在るもの総てを体験する

セス・ネットワーク・ジャパンさんのサイトより
http://www.sethnetworkjapan.org/q-albums/experiencing-all-that-is
<転載開始>

在るもの総てを体験する

セスは語る
セッション 561

マサ 訳

セッション 561 1970 年 11 月 25 日 水曜日
午後 9 時 55 分

 (9 時 15 分、正にセッションが始まろうとした時、ジェーンは、何か邪魔が入るか、人が訪ねてくると思う、と言った。すると、15 秒も経たないうちにドアをノックする音がした。カール・ジョーンズだった。彼はコネチカット州の小さな町にあるハイスクールで「内的空間と外的空間」と題した授業を行なっていて、教材としてジェーンの本「セス資料」を使っている。カールは感謝祭の連休を利用してニューヨーク州ナイアガラ・フォールズ(ナイアガラの滝がある都市)の近くに行く途中、ここに立ち寄ったのだった)

 さて。こんばんは。
(「こんばんは、セス」)

 また、ここにいる我々の友人にも、こんばんは。君(カール)が今夜、微笑んでいることによく留意しておくつもりだ。さて、本の口述を再開しよう。そうすれば(カールに向かってユーモラスに)君は作者 ── あるいは、本物のゴーストライターと言う方がよければ、それでもいい ── の仕事ぶりが見られるわけだ。

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内的ツアー

セス・ネットワーク・ジャパンさんのサイトより
http://www.sethnetworkjapan.org/q-albums/inner-tour1
コメントをいただきました。
http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1882787.html#comments
  • 切り口は全く違うけどセスネットワークさんのこのトピックは必見
    http://www.sethnetworkjapan.org/q-albums/inner-tour1
    http://www.sethnetworkjapan.org/q-albums/inner-tour2
    http://www.sethnetworkjapan.org/q-albums/inner-tour3

    特に最後の〆とか
    >君達は、例えば、いくつもの“内なる王国”を順に挙げていく本を読んだことがあるかもしれない。それぞれの王国でどんなことに遭遇するであろうかを紹介するものだ。その多くでは、その王国の君主や神、あるいは悪魔が登場する。そうした書物は奇妙なやり方で役立つことになる。それは、特定のレベルで、君達は物質化された自分自身の観念に出会うからだ。もし、悪魔を信じるのであれば、その意味で君達は悪魔に遭遇するだろう。もっとも、作者達は、君達(読者)が悪魔を信じるか否かに関わらず、その観念の外にそうした悪魔(独自)の現実性があると仮定しているわけだが、実際のところ、そういうことはない。その悪魔達は単に君達の心の一状態を表していて、それが外部に具現化されているように見えるだけのことだ。


  • <転載開始>

    内的ツアー

    「知られざる」現実界 第2巻
    セッション 710

    マサ 訳

     (休止)君達が、この世界で国から国へと旅行する場合、どこに行ってもみんな同じであることを想定したりはしないだろう。正にその逆で、地域ごとの違いがあるからこそ、君達は世界の様々な地域を訪れるわけだ。それと同じように、幽体(体外)離脱の旅も全て、同じ場面に辿り着くものではない。

     君達は毎晩、眠っている間、長短取り混ぜて様々な時間、本能的に(何度も)肉体を離れるのだが、そうした「旅行」は「プログラムが組まれている」(あらかじめ、きちんと予定が立てられている)わけではない。言い換えれば、自分の旅のプランは自分で立てるわけだ。同じ興味を持った人々がツアーで一緒に同じ国を訪ねようとすることがあるが、それと同様、体外に出た状況でも、君達は一人旅に出ることもあれば、仲間達と旅行することもある。(そのツアーの際)君達が鋭敏に気を配れれば、「スナップショット」を撮ることさえあるかもしれない。内的なツアーに限って言えば、そのスナップショットとは(フィルム写真にたとえれば)その時点で周囲の状況を鮮明に「撮影」した映像が無意識の中で「現像」され、覚醒した頭に手渡されるものだ。

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    理想への衝動

    セス・ネットワーク・ジャパンさんのサイトより
    http://www.sethnetworkjapan.org/q-albums/impulses-to-the-ideal1
    <転載開始>

    理想への衝動

    個人、そして群衆現象の本質
    セッション 873 1979/08/15

    マサ 訳

     ずっと本物の理想家であり続けたいと思うのなら、ある意味で、君達は実践する理想家であらねばならない。巨大なステップを踏み出す方がいいと思う時でも、多くは小さくて実践的なステップを踏んでいかなくてはならないのだ。君達は行動を通して自分の理想とする方向へと動かなくてはならない。さもなければ、幻滅したり、無力感を抱いたりすることになるだろう。あるいは、また、理想とはまるで正反対の徹底的な手段だけが特定の理想的な状態なり状況なりをもたらすのだと感じるようなことにもなろう。

     (休止)生命は活動のレベル全てにおいて、理想を追い求めるべく推進される。その理想が生物学的な性質のものであるか精神的なものであるかは問わない。その追求がそのまま、生きる妙味と自然な感覚の高揚感とドラマを生命に与えるのだ。どんな能力であるにしても、自分の能力を伸ばすこと、自己性の体験を探求し、広げていくこと。そうしたことが目的、意味、そして創造的な高揚といった感覚を生命に与える。それはまた、社会と種(しゅ)にとっての理解と発展にも寄与する。

     瞑想したり、自分の望む目標が達成された様子を頭の中に思い描いたりしても、そうした瞑想や想像を引き起こした衝動そのものに従って行動することを怖れていたのでは不充分だ。理想の位置に向かってステップを踏んでいくのでなければ、生活に高揚感がなく、気が滅入ることになる。むしろ、正反対の理想主義者になり、地震などの自然災害が起こらないかと期待に胸を膨らませるようなこともあるかもしれない。(休止)そういった活動に集中して注意を払うようになることもあり得る。はたまた、世界の終焉(しゅうえん)を思い描くようなことがあってもおかしくはない。いずれの場合も、君達は個人的なフラストレーションの感覚に駆り立てられることになる。そして、おそらく、ある程度、復讐(ふくしゅう)の感覚もあることだろう。自分の期待していた理想像から見ればあまりにも堕落してしまった世界が破壊されていく様子を心に思い浮かべるわけだ。

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    理想家と狂信者

    セス・ネットワーク・ジャパンさんのサイトより
    http://www.sethnetworkjapan.org/q-albums/idealist-and-fanatic1
    <転載開始>

    理想家と狂信者

    個人、そして群衆現象の本質
    セッション 856 1979/05/24

    マサ 訳

     ここまで、怯(おび)えた人々、理想主義、それから善と悪の解釈について述べてきたが、本書のこのセクション(第3部)を終える前に触れておきたい話がもう一つある。それはウォーターゲート事件だ。昨夜、ルバートとジョーゼフは(テレビ)映画を観た。ウォーターゲートの一件を創作ドラマ化したものだ。普通ならセッションを開くはずだったのだが、ルバートはその映画に興味があったし、私は私でその番組に対するルバートとジョーゼフの反応に興味があった(のでセッションはやめた)

     私はある程度、我々の友(バッツ夫妻)と一緒にその番組を見た。実際には、専(もっぱ)ら、映画を観ているルバートの知覚を認識させてもらった。不思議な偶然によって、といっても、これは決して偶然などではないのだが、同じウォーターゲート事件を違った解釈でドラマティックに描いた番組が同じ時間帯に別のチャンネルで放送されていた。そちらは、大統領の配下にある精鋭チームの一人がスピリチュアルに生まれ変わる様子を描いたものだった。

     ここで、この事件全体をざっと眺めながら、これまでに出てきた問いのいくつかを思い出してみよう。すなわち、「理想主義者はどんな時にどうやって狂信者に変わるのか」、そして「善い行いをしたいという願望がどうやったら悲惨な結果を招くことになり得るのか」という問いだ。

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    観念の使い方

    セス・ネットワーク・ジャパンさんのサイトより
    http://www.sethnetworkjapan.org/q-albums/using-beliefs
    <転載開始>

     自分の集中するものが自分に返ってくる(たとえば、健康に集中すれば健康が、病気に集中すれば病気が返ってくるということ)。そして、その集中する範囲の中で専ら責任を担うのは自分自身の観念だ。

     魔法的な方法(の具体的な手順)などというものはない。あるのは君達がいつも使っている「自然な方法」だ。もっとも、君達は、見当はずれの憶測でしかないのに真実だと思い込み、その観念に基づいて、その方法を使うことも、ままあるわけだが。ちょっとした例を挙げてみよう。たまたま、ルバートが最後には自分で気づいたケースだが、自然な方法を示す格好の例だ。結果こそ、最初は好ましくなかったが、ルバートは、その自然な方法を見事に使った。また、この例は、ルバートの理解がより深まっていることも示している。

     ルバートは(昨日)天気予報を聞いて嘆いた。30℃を優に超える、翌日(今日)の極めて不快な暑さを思い、猛暑で弱ってみじめな自分を想像したのだ。実際、暑くなったような気がしてきた。不快だった過去の日々が頭をよぎり、次の瞬間、そのイメージをこの週末に投影していた。逃れる術(すべ)はないように感じた。この過程の途中で彼は自分を取り戻そうとしたが、自分の身体は到底、その暑さに対応しきれないと信じていた。その観念の方が、自分の考えを変えようとする彼の意思に勝(まさ)っていたので、時間にすれば十分ほどだろうか、そうした考えが頭の中を行ったり来たりしていた。

     しかし、彼は引き続き、自分に言い聞かせた。何はともあれ、今、明日のことで気を揉むのはやめにしよう。予報がはずれることだってあると。そして、自分の知性を使って、どこかしら自分にとって有利な別の体験を引き出すための事実を1つ1つ並べ始めた。以前、彼は昔からのやり方で自分の描いたイメージに合うあらゆる事実をかき集めることによって、そのイメージを作り上げていった。彼は、そのことに気づいて、それを使ったのだ。使った手順は同じものだが、(今回は)もっと自分のためになるイメージに使ったわけだ。そして、その手順はちゃんと機能する。その点に気がつきさえすればいいのだ。

     君達の体験は君達が集中するもの、信じるもの、期待するものに従う。頭脳とは強力な「選別機」であり、君達の(生活の)範囲内では殆ど、どんな体験でも引き出すことができるのだ。

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    観念構造体としての物理的宇宙(抜粋)

    セス・ネットワーク・ジャパンさんのサイトより
    http://www.sethnetworkjapan.org/q-albums/universe-as-idea-construction
    <転載開始>

    (以下は、1963 年 9 月 9 日にロバーツが自動筆記(自動書記)によって書き記した文書「観念構造体としての物理的宇宙(The Physical Universe as Idea Construction)」の抜粋です)

     エネルギーは宇宙の基礎である。

     観念(アイデア)とは、エンティティーがエネルギーを物理的な現実へと精神的に変換したものである。

     観念構造体とは、観念を物理的な現実へと変換したものである。

     空間とは、我々自身の観念構造体が物理的な宇宙に存在しないところである。

     肉体とは、エンティティーが物質という特性の下において自らの観念像を有形的に構造化したものである。

     人The Individualとは、エンティティーまたは全体自己に属し、我々が日常生活において自覚している部分である。それは我々が物理的なレベルで観念構造体を通して表現あるいは「現実化」できる、全体自己の部分である。

     潜在意識とは、人の顕在意識内に観念が現れてくる入り口である。それはそのエンティティーと当人とを結び付ける。

     パーソナリティーとは、人が受け取って構築した観念に対する当人の全般的な反応である。それは一定の「時間」における当人の観念と構造体が帯びた感情的な色合いを表す。

     感情とは、観念を構造体へと推し進める駆動力である。

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    インフルエンザの季節

    セス・ネットワーク・ジャパンさんのサイトより
    http://www.sethnetworkjapan.org/q-albums/flu-season1
    <転載開始>

    インフルエンザの季節

    個人、そして群衆現象の本質
    セッション 814 1977/10/08

    マサ 訳

     …ルバートは何冊か(並行して)本を書いているが、2、3日前、そのうちの一つに取り組んでいた時、(ラジオで)公共機関からの広報(お知らせ)を聞いた。ラジオの聴取者全てに向けて当局担当者が発表したところによると、公にインフルエンザのシーズンが始まったという。高齢者、そして特定の疾患に罹(かか)っている人々は今すぐインフルエンザの予防接種の予約をするように、と彼(担当者)は厳しい口調で勧めた。

     ところで、その担当者によれば、過去においてインフルエンザ・ワクチンの接種を受けた人々の中にはかなり奇妙な疾患に罹る人々がいたが、その接種と疾患の繋(つな)がりを示す直接の証拠はないとのことだった。全体としてとても興味深い広報で、生物学、宗教、経済にまで跨(またが)った意味合いが含まれていた。「インフルエンザのシーズン」はある意味、心理的に仕立て上げられたパターンの一例であり、それが時折、(人工的に)作られた(病気などの)蔓延(まんえん)を引き起こす。

     こうした告知の背後には医療従事者の権威があり、君達のコミュニケーション・システム自体の権威がある。(だから)君達はラジオから聞こえてくるその声を疑うことができない。話し手の姿は見えず、その話し手は何でも知っていることになってしまうのだ。

     繰り返しになるが、高齢者が(インフルエンザにかかりやすい者の例として)選び出されていた。彼らが病気に罹りやすいのは明らかだということらしい。その罹りやすさは人生における医学的な事実だというわけだ。しかし、その「事実」には人間の生物的な実体の真実に関する基本的な土台がない。それは示唆によって生じた事実なのだ。医師達は身体的な結果を見る。結果は極めて明確だ。そうなると、その結果が「証拠」とみなされてしまうのだ。

     世界でも、少数の孤立した地域では、今日でさえ、老人だからといって病気に悩まされるわけでもなく、生命の徴候が弱まるわけでもない。彼等は死ぬ時まですこぶる健康であり続けるのだ。

     という訳で、君達も認めざるを得ないことだが、彼等の観念体系は至って実用的だ。また、彼等は医療に携わる人々に囲まれて暮らしているわけでもない。本書では後に、再び、このテーマに戻ってくるつもりだ。ただ、ここで話していることは殆ど「病気になるための社会的なプログラム」とでも言えるだろう。「インフルエンザのシーズン」というプログラムだ。それは群衆的な瞑想(自己暗示)であり、その背後には経済的な構造がある。また、科学的および医学的な土台が関与している。しかし、それだけではない。経済的な利害関係、それは最大クラスの薬局(チェーン)から、吹けば飛ぶようなドラッグストアまで、スーパーも近所の食料雑貨店も、そうした全ての要素が拘(かかわ)っているのだ。(次のページへ続く)

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    意識のチューニング

    セス・ネットワーク・ジャパンさんのサイトより
    http://www.sethnetworkjapan.org/q-albums/tuning-the-consciousness
    <転載開始>

    意識のチューニング

    精神の本質。その人間的表現
    セッション 758 1975/10/06

    マサ 訳

     こんばんは。
    (「こんばんは、セス」)
    (ユーモアを込めて、ささやき声で)口述だ。

     また喩(たと)えを使った話になるが、脳には数え切れないくらい多くの「周波数」で動作する能力がある。その周波数のひとつひとつが、脳の持ち主に対して現実界を描いた世界像を示し、特定のやり方で身体の諸感覚を利用する。各周波数が、利用できるデータを特殊化された独自のやり方で構成し、どこかしら違った形で心の内容や身体自体と関わり合うのだ。

     一般的に言えば、君達は覚醒時の生活でひとつの決まった周波数を使っている。だから、自分が認識している以外の現実界など存在しないかのように思われたり、自分がふだん馴染んでいる以上のデータなど利用できないかのように感じられたりするわけだ。

     出来事は君達に対して「起こってくる」ように見える。テレビドラマの結末を自分がコントロールできないのと同じくらい、自分自身の人生で起きるドラマもどうにもできない気がすることもよくあるものだ。しかし、認識した出来事を並べただけでは通常、得られない情報を夢やインスピレーションから得て驚くことも時にはある。(そうなると)普通にプログラムされた意識が用意した筋書きや舞台設定に照明を当ててそうした出来事を説明するのは、かなり難しいことになってしまう。君達はあまりにも条件付けされているので、眠っている時でさえも自分の体験を監視し、常用している周波数に従って夢の中の出来事を解釈しようとする。その周波数を現実界に対する唯一の基準として受け入れるよう教わってきたからだ。しかし、君達は夢を見ているとき、言葉どおりの意味で、数々の異なる周波数にチューニングしている。そして生物学的な意味で、君達の身体はそれに対して多くのレベルで反応するのだ。

     話のついでに言えば、肉体は本来的に「意識の投影」あるいは「体外旅行」── 好きな呼び方で構わないが ── に対応できるよう備えられている。君達の生物学的な構造には、意識の特定部分が肉体を離れ、また戻ってこられるような数々のメカニズムが組み込まれているのだ。それらのメカニズムは動物達の性質にも備わっている。身体には、人間が元来、体験するものとして「公式」には認められていない、多数の異なった種類の体験を知覚できる用意がある。それでも、程度の差こそあれ、君達は自分の行動が、まともな、あるいは理性的な体験用にと築き上げられた基準に合うよう、自分の行動を絶えず監視することを覚えるわけだ。

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