大摩邇(おおまに)

日常の気になる記事を転載させていただきます。

地球の記録

イスラエルの人道団体が「ガザへ配給する小麦粉の中にフェンタニル様のオピオイド系麻薬を混入」させていることが判明

地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/opioids-found-in-gaza-flour/
<転載開始>

ガザ南部にある「ガザ人道財団 (GHF)」が管理する支援物資配給所でに押し寄せる数千人のパレスチナ人。

それはフェンタニルと同様のオピオイド剤

ガザ政府のメディア事務所が、「イスラエルとアメリカによる人道団体から配給された小麦粉の袋からオピオイド系の錠剤が発見された」と発表していました。

見つかったとされるのは「オキシコドン」という薬剤で、以下のようなものです。

オキシコドンとは、オピオイド系の鎮痛剤のひとつで、アヘンに含まれるアルカロイドのテバインから合成される半合成麻薬。1996年の WHO 方式がん疼痛治療法においては、3段階中の 3段階目で用いられる強オピオイドである。

麻薬及び向精神薬取締法における麻薬で、劇薬でもある。

オキシコドン

アヘンを原料とするオピオイド系の鎮痛剤ということで、フェンタニルやモルヒネなどと同じ分類の薬剤です。上の説明ページには、「オピオイド系の鎮痛剤としては最も強力なもので」ともあるようなものです。

これが本当に配給用の小麦粉に混ぜられていたとすれば、なかなかの戦争犯罪ではあるとは思います。

というのも、小麦粉から作られる食品は「子どもも食べる」からです。もちろん、妊娠している女性も食べるでしょう。

そのような人々にどのような作用が出るのかは明らかではないですが、アメリカのフェンタニルの状況の悲惨さを考えますと、少量でも依存に陥る人も出てくるかもしれません。

戦争では、双方からプロパガンダが出されるものですので、この報道が真実かどうかは今のところ明らかではないですが、仮に本当だとすると、イスラエル(とアメリカ)の非人道さが浮かび上がります。

中東のミドル・イースト・アイ紙の報道です。

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マサチューセッツ工科大学が「世界で最も乾燥した砂漠でも空気から新鮮な水を取り出すことのできる」装置を発明

地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/pulls-fresh-water-from-the-air-in-the-driest-places/
<転載開始>

世界で最も乾燥した砂漠デスバレーで、大気中から水を抽出することに成功。

いつかは、ほぼ必ず世界規模で勃発する極端な水不足

今年は、日本でも、梅雨はすぐに開けちゃうわ高温だわで、場合によっては、水不足なんていう可能性もないではなさそうなんですが、この水不足というのは、世界的な規模でそのうち訪れる可能性があることは、ずいぶんと前から言われています。

以下は、2016年の記事で、ウィキリークスによってリリースされた機密文書に「 2050年までに世界の広範囲が極端な水不足に陥る」という可能性を示した文書をご紹介しています。

あと25年で「30億人分の水が足りない」状況になることを報告したウィキリークスがリリースした機密文書 : 原因は世界中で進行し続ける過度な肉食
In Deep 2016年5月9日

この記事から 10年ほど経っていますが、少なくとも日本では、過度な水不足はあまり伝わることはないですけれど、今年のような世界的にやや異常な高温が記録されている状況だと、場合によっては、地域的に、深刻な水不足は起こるかもしれません。

日本もそうです。

日本は水が豊富な国ですが、今間のような気候の状況が、何年も続いていけば、そのうち水そのものが貴重になるときも来るのかもしれません。

今回ご紹介する記事は、米マサチューセッツ工科大学の研究者たちが、

「乾燥した地域でも大気中から水を作り出すことができる装置」

についてのものですけれど、日本でもこういう研究があればいいのですけれどもね。

変なディストピア的な研究はもういいですので、人間が生き残っていけるためのテクノロジーが重要な時代になっている気がします。

ここから記事です。

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ヨーロッパ各地で記録的な高温。フランスで40℃、スペインでは46℃が記録される

地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/extreme-heatwave-hits-europe-2025/
<転載開始>

france24.com

異常といえる熱波

何だか北半球は、どこもここも暑い状態の 6月となっていて、日本も 6月としては大変に気温が高い状態が続いていますが、アメリカでも、先週、地域的に 40℃を超える気温が記録されたり、中国でも、北京をはじめとして、やはり 40℃を超える大変な気温が記録されています。

そのような中、現在ヨーロッパ各地にも大変な熱波が来ていまして、40℃だとか、46℃だとか、やや普通ではない気温が観測されていて、今後さらに上昇すると予測されています。

この高温傾向のはっきりとした理由は明確ではないながら、大きな理由のひとつとしては、2022年のトンガ沖の海底火山噴火による地球の成層圏の水蒸気の増加があります(記事)。

しかし、夏が暑いのはある程度当たり前だとしても、今はまだ 6月ですからね。世界各地の今年の気温の急激な上昇ぶりは異常だとも感じます。

この急速な気温の変化の理由について、ひとつ思うところはあるのですが、まだ理論的にうまく書くことができません。

あと、南半球では、逆に「異常な低温」が広がっています。南アフリカは近年稀に見るほどの寒気の襲来に見舞われていることが報じられています。

雪に覆われた南アフリカの牧草地

mkweather.com

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中国南西部で50年に1度レベルの深刻な洪水が発生中。いくつかの街が完全に水没

地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/once-in-50-year-flooding/
<転載開始>

2025年6月24日、中国南西部貴州省従江市。moneycontrol.com

毎年のように繰り返される中国の夏の洪水

中国の大洪水というのは、この数年、夏になると毎年起きていまして、昨年などは、7月だけで洪水による死者数が 300人を超えたことを記事で取り上げたことがあります。

また、昨年は「中国での自然災害による損失額が日本円で 2兆円を超えた」ことが中国間当局から発表されています。

中国はこの数年ずっと気象が荒れているのですが、今年もまた、6月の下旬から各地が激しい洪水に見舞われています。

6月20日過ぎには、中国南部で深刻な洪水が発生しましたが、それがさらに拡大しているようです。

今回ご紹介する報道は、中国南西部を襲っている洪水によって、いくつかの街が「全体が水没状態」となっている映像も報じられています。以下は貴州省の栄江市という街の映像です。

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ガザ地区で行方不明となっているパレスチナ人の数が「37万人を超えている」ことがハーバード大学のデータで判明

地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/disappeared-377000-palestinians-in-gaza/
<転載開始>


約40万人の行方不明者

ガザのジェノサイドが始まってから 620日を超えました。

公式には、ガザ地区でのパレスチナ人の死亡者数は 6月24日時点で 5万6000人となっていますが、最近の米ハーバード大学のデータセットをイスラエルの大学教授が調査した報告書によると、

「ガザ地区で 37万7000人が行方不明になっている」

ことがわかりました。


BDW

現在のガザの人口は 185万人ですが、そこから比較すると、大変な数の行方不明者がいることになります。

報告書によれば、行方不明者の中には、避難したりした人たちも含まれているかもしれないとはいえ、このうちの相当数が、殺害されたか死亡したと見られています。

そして、ガザで殺害されたうちの約 6割が「女性と子どもと高齢者」となっていて、かなりの数の子どもが消えてしまった可能性があります。

今回ご紹介する記事にもありますが、2024年に医学誌ランセットが、「ガザでの死者数が最大 60万人規模になる」と報じていたことがありましたが、次第にその数に近づいているのかもしれません。単なるジェノサイドを超えた事態となってきています。

ハーバード大学のデータセットについての報道です。

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アメリカ東部と中部で6月なのに異常な高温が続き、各地で史上最高気温を記録。サウスダコタ州では40℃超え

地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/record-breaking-heat-grips-usa/
<転載開始>

inquirer.net

異常な高温や異常な低温が入り交じる今の地球

日本も地域によっては 6月としては異例な暑さが続いていますが、アメリカでも、全体ではないですが、中部や東部などで、大変な暑さが続いているようです。

平年との気温の差異予報を見ますと、以下のように、「東部や中央部では異常に平年より高い気温」となっていて、しかし、西部などでは、むしろ平年よりかなり低いという状況となっています。

米国の6月23日の平年との気温の差異

tropicaltidbits.com

アメリカではないですが、カナダのアルバータ州では、6月22日に大雪が降っていまして、これはこれで異常な感じです。

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HPVワクチンによる自律神経機能障害と月経不順のリスクについて正確な数値が研究された論文が発表される

地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/autonomic-dysfunction-and-menstrual-irregularities/
<転載開始>


自律神経機能障害のリスクが23%上昇、月経不順は30%上昇

いわゆる子宮頸がんワクチンとも言われる HPV ワクチンに関しては、ずっと推奨され続けているものではあるのですが、コロナワクチンが出る前は、「最も多くの副作用による被害を出している」もののひとつでした。

以下の記事の後半では、アメリカなどでの実際の HPV ワクチンの被害者の少女たちの現実の状況をご紹介しています。

「DNA混入の先駆者」である子宮頸がんワクチン。数々の論文で示されたその作用機序と有害事象
In Deep 2023年9月27日

問題の根幹がどこにあるのかは完全にはわからないとはいえ、少なくとも、添加物である、

・アルミニウム

・ポリソルベート80 (脂質ナノ粒子)

に、かなりの問題があることは、明確になってきています。

このふたつの作用については以下の記事にあります。

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100年以上前に地域で絶滅したと考えられていた「バク」がブラジルで発見される

地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/tapirs-are-back-in-rio-de-janeiro/
<転載開始>
ブラジルで100年ぶりに生息が確認された南米バク

※ イメージです。 sfpdentalserviceversilia.it

なぜ100年ぶりに出現したかの理由は不明

ブラジルのリオデジャネイロ州で、1914年に目撃されて以来、まったく確認されていなかった「南米バク」というバクが、100年以上ぶりに確認されたと報じられています。冒頭の写真のようなバクです。

これは、南米バク自体が世界的に絶滅したということではなく、リオデジャネイロ州のその地域では、100年以上確認されていなかったということです。

まあ、全体として個体数が減っているのは確かのようで、英語版 Wikipedia には以下のように書かれていました。

絶滅危惧種

南米バクの個体数減少は、肉や皮を目的とした密猟と生息地の破壊が原因だ。南米バクは一般的に絶滅危惧種として認識されており、 1970年6月2日に米国魚類野生生物局によって絶滅危惧種に指定された。

Tapirus terrestris

どうでもいい話ですが、この日本語の「バク」というのは、中国の伝説上の生き物である「」からつけられたものです。

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米アラバマ州で「空から大量のペリカンが死んで落ちてきた」

地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/dead-pelicans-fall-out-of-the-sky/
<転載開始>


古代エジプトでは死と来世をつかさどるとされたペリカンが

アラバマ州で、「 16羽のペリカンが死んで空から落ちてきた」という出来事が報じられていました。

原因は落雷ではないかとされていますが、北米では、たまに「大量の鳥が死んで降ってくる」事例が見られます。

2016年12月には、ニュージャージー州で「数百羽の鳥が、死亡して空から降ってきた」という出来事がありました。

飛んでいる数百羽の鳥が「突然死亡して空から雨のように降ってきた」 : 米国ニュージャージー州
 地球の記録 2016年12月29日

ハゴロモガラスという鳥でしたが、死亡した原因は不明でした。

2018年には、カナダのブリティッシュ・コロンビア州で「空から鳥が次々と落ちてきて死亡する」という出来事が起きています。

「それはまるで集団自殺のようだった…」 : カナダで「空から鳥が次々と落ちてきて死亡する」という事象が発生
In Deep 2018年9月24日

2018年9月21日 ブリティッシュ・コロンビア州ツワッセン

これも原因はよくわからないままだったようです。

今回は「ペリカン」ということで、死亡の原因は落雷だとしても、何とも示唆的な鳥ではあります。

ペリカンには古代からいろいろな象徴性がつけられていましたが、特に古代エジプトでは、ペリカンは「死と来世とつかさどる鳥」とされていたようです。

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南極大陸の氷床の下に「3400万年前の大地」が発見される。発見によれば、南極はかつて緑にあふれた「熱帯」だった模様

地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/34-million-year-old-lost-world-beneath-antarctic-ice-discovered/
<転載開始>


緑に満ちた南極に3000万年前に何が起きたのか

ちょうど、前回、「南極の氷の下から謎のエネルギー波を検出した」という記事を取り上げましたが、その後、さらに興味深い報道を見ました。

それは、

「南極の氷床の下に、3400万年前の大地が発見された」

というものでした。現在の氷床におおわれる前の、もともとの南極の大地です。

これは、衛星スキャンや氷貫通レーダーなどで見出された発見であり、研究結果は、ネイチャー誌に掲載されています。

それによれば、研究者たちは、ヤシの花粉の痕跡も発見したようで、つまり、3400万年前の南極は「熱帯」だったようです

3400万年前の南極の想像図

nypost.com

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