長周新聞さんのサイトより
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/sensouyurusanuzenkokuyorongahultutou.html
<転載開始>
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http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/sensouyurusanuzenkokuyorongahultutou.html
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戦争許さぬ全国世論が沸騰 熱帯びる全国交流会 体験者の新鮮な怒りを共有 2016年8月10日付 |
広島「原爆と戦争展」開催中の広島市中区のひと・まちプラザロビーで5日、広島、長崎、下関の被爆者や、沖縄、愛知などの戦争体験者、原爆展運動を担うスタッフを交えた全国交流会がおこなわれた。ボランティアスタッフとして活動してきた広島の学生や留学生も参加し、今年の8・6を迎えるにあたって全国的に渦巻く戦争阻止の世論の特徴や問題意識を交流。オバマ訪問をめぐる広島市民の世論や、沖縄で広がる島ぐるみの基地撤去のたたかいを結び、戦争体験者の経験を学んで平和のために行動する若い世代と思いを共有し、全国で運動を広げていく決意を固めあう会となった。 オバマ広島訪問や沖縄新基地建設巡り はじめに広島の会の高橋匡会長が「広島では今でも煮えたぎる思いがあるが、今年オバマという人がやってきた。資料館の見学はわずか10分間。そして“空から死が降ってきた…”という原稿を読み、立ち位置も、背後に原爆慰霊碑を入れず、原爆ドームだけが入るように計算されていた。まるで戦勝者であることを誇示するようなもので、手の中には核攻撃の発射ボタンを携えており、慰霊や追悼という気持ちは一切感じなかった。それをほめそやすような風潮があるが、亡くなった人人の霊は何一つ慰められてはいない」とのべ、「今年新たな気持ちで原爆と戦争展が受け止められている。自由闊達な意見交換をお願いしたい」と呼びかけた。 下関原爆被害者の会の河野睦氏は、「オバマの日本人をバカにした態度や、安倍首相の態度を見ていても歯がゆい思いがある。いつも“首相の地元”といわれるが、そのために山口県はずいぶん苦労している。大金をつぎ込んでつくった人工島も市民が使うものではない。戦争政治を食い止めるために力を貸してもらいたい」とのべた。 同じく下関の平野兵一氏は、「学校に被爆体験を語りにいくたびに子どもたちや父兄のみなさんもよく聞いてくれ、こちらが涙ぐむほどだ。暇があれば子どもたちの感想文を読み返すが、“食べ物を粗末にしません”と、心を込めて書いている。これを励みにして頑張っていきたい」と語った。 |