https://note.com/nakamuraclinic/n/nddf2c3800a20
<転載開始>
3歳を迎えた我が子。
最近のこうちゃんは、「これ何?」「これ何?」ばかり。
たとえば、飛行機の座席背面に差し込まれている『緊急時の対処法マニュアル』を取り出して僕に見せ、指さしてしきりに質問してくる。
「これ何?」これはな、飛行機が痛い痛いのときに、ここからマスクが出てくるから、こうやってマスクを付けるねんで。
「これ何?」これはな、飛行機が痛い痛いのときに、すべり台が出るから、そこからシューッとすべって降りるねんで。
多分、理解してないだろうけど、答えが返ってきたことにひとまず満足して、それ以上の追求はない。でも、もっと大きくなれば、もっと鋭い追求があると思う。というか、すでに今回の機内でもそういうことがあって、機内の最後尾の客席に座っていたんだけど、椅子の背面に、緑色のボックス状のものがあって、こうちゃんが「これは何?」と聞く。僕にも分からない。
「これな、お父ちゃんも分からへん」と正直に答えた。しかし、アンパンマンも歌っている。「わからないまま終わる。そんなのは嫌だ」と。それで、通りかかったCAに、「これは何?」と聞いてみると、「火災時に使うアイテムです」と。それだけではよくわからなかったけど、一応こうちゃんにもその旨伝えた。「これ、火事のときに、熱い熱いのときに使うねんて」と。
