井口博士のサイトより
http://quasimoto.exblog.jp/19052401/
<転載開始>
ヤヌス神
「古代ローマの神ヤヌスは、物事の内と外を同時に見ることができたという…」
みなさん、こんにちは。
山中伸弥博士の開発した「iPS細胞」は今回のノーベル生理学賞を受賞した。山中博士の前に体細胞から細胞核を取り出して、卵子の細胞核を取り除いた卵子に入れて、細胞分裂させてカエルを誕生させたのが、ガードン博士、ほ乳動物の羊のドリーを誕生させたのが、ウィルモット博士と故キャンベル博士であった。
世界初のクローン羊ドリーの生みの親、K・キャンベル博士死去
この技術に関しても賛否両論存在する。日本は諸手をあげて日本の産業育成をはかるために大賛成ですでに数百億円も投資した。しかし投資される方の医学者の数には限りがあり、同じグループしかいないわけだから、2重、3重、4重に各省庁からの研究助成金が集まることになる。今回の森口ハーバード事件はその一端をかいま見せたというわけである。
一言で言えば「僕、iPS細胞を研究します」と言えば、ほぼ無作為にお金がもらえるというわけである。だから、ヤクザが職なし大学院卒業生を捕まえて来て、お前iPS細胞研究を申請しろといってもお金がもらえるわけだ。